W/ Elements - 進化を続けるユーザーインターフェイス
インタビュー
よりシンプルで直感的に – 新しい Elements エクスペリエンスへの第一歩
Elements Security Center の UIが刷新されます。これは見た目を良くすることが目的ではありません。このアップデートが、どのような外観になり、お客様やパートナーにどのようなメリットをもたらすのかを理解するために、当社のシニアプロダクトオーナーの Antti Pietarinen (アンティ・ピエタリネン)とリードUXデザイナーの Elena Vikhrova (エレナ・ヴィクロワ)に話を聞きました。
今起きていること
ウィズセキュアでは、お客様のセキュリティポートフォリオの管理の簡素化を目指しており、Elements のルック&フィールを変更します。
「これまでのような製品をベースにした構成ではなく、ユーザーのニーズに基づいて関連するセキュリティフェイズをグループ化して統合しています。利用される方が最初に気づく大きな変化はこの点になります」と、Pietarinenは狙いを語ります。
「エクスペリエンスを統一し、複数のソリューションの組み合わせではなく統合された1つの製品にすることが最初の段階です。この新しいデザインでは、例えば「検知」フェイズに何かが起こった場合、解決方法やそれが起こった背景を簡単に把握できるようになります。これは、私たちが非常にワクワクしている変更点になります」と Vikhrova は述べています。
より大きな視点で捉える
これは今後も続くプロセスの一部ですが、最終的なビジョンはすでにかなり具体的で、目に見えるものになりつつあります。今回のユーザーエクスペリエンスの変更は、このプロセスの第一段階になります。
「これはビジョンのもう 1 つの部分です。私たちはソリューションを中心に位置付けたいのではなく、むしろ私たちの専門性や能力を提示し、それらがお客様の特定のニーズにどのように適合するかを確認したいと考えています」とPietarinenは誇らしげに語ります。
現在ウィズセキュアではEPPとEDRの組み合わせに注力していますが、Elements ポートフォリオの他の側面についても、作業が進行しています。
「大局的に見れば、私たちの目標は各セキュリティ機能を 1 つのツールとして提供することであり、そのツールこそが Elements なのです。これが、統合プラットフォームへの変革の第一歩となるビジョンです」とPietarinenは説明します。
パートナーシップがすべて
ウィズセキュアが行っているすべての活動と同様に、このプロセスに欠かせないのがパートナーとお客様です。結局のところ、このツールを日々使用するのはパートナーとお客様であり、パートナーとお客様のためになる機能を実装すべきです。
「私たちの戦略は、パートナーをサポートし彼らの業務を可能な限り効率化することです。彼らの世界では、手作業でセキュリティサービスを提供することは、顧客の安全を守る能力を奪いとると考えられています」とPietarinenは語っています。
Vikhrovaも、「統合プラットフォームとしてElementsをリリースして以来、私たちはパートナーとの面談やワークショップを実施してきました。これは継続的なプロセスであり、パートナーからもお客様からも素晴らしいフィードバックをいただいています」と述べています。