Salesforce Shieldを補完する WithSecure™ Cloud Protection の5 つの機能
Salesforce Shield は 情報セキュリティの担当者が、Sales Cloud、Service Cloud、Experience Cloud などのビジネスクリティカルなアプリケーション上に新たなレベルの信頼性、コンプライアンス、ガバナンスをシームレスに構築するためのSalesforceのプレミアムサービスです。Salesforce Shield は、従業員やパートナーによってSalesforce上にアップロードされるファイルを保護する追加レイヤーとして、基本的な暗号化機能をさらに強化します。従って、たとえデータが犯罪者の手に渡った場合でも、データの悪用を困難にします。しかし、残念ながらこれだけでは安全とは言いきれません。
Salesforce Shieldを補完するWithSecure™ Cloud Protection for Salesforce が提供する5つの機能:
- WithSecure™ Cloud Protection for Salesforceは、Salesforce環境にアップロードされるすべてのファイルをリアルタイムにスキャンしてファイルに含まれる脅威を検知し、悪意のあるコンテンツがアップロードされることを未然に阻止します。Salesforce Shieldは保存されているデータを暗号化しますが、暗号化されたファイルに有害なコンテンツや、悪意のあるコードが含まれていないことを保証するものではありません。また、保存されたデータはSalesforce Shieldによって暗号化されるため、Salesforce側ではデータの内容を知り得ることはできません。これは、プライバシーの面では素晴らしいことですが、セキュリティ上は問題になり得えますが、エフセキュアのソリューションはこの問題を解決します。
- WithSecure™ Cloud Protection for Salesforce は、Salesforce AppExchange からインストールでき、Salesforceプラットフォーム内で動作するネイティブアプリケーションです。Salesforce Shieldによる暗号化と完全な互換性があり、脅威の分析前から分析後までのすべてのフェーズにおいて、データは常に暗号化された状態で保持されます。
- ウィズセキュアは、WithSecure™ Cloud Protection for Salesforceによって分析された、すべてのファイルやURLに対して生成されたセキュリティイベントを提供し、Salesforce ShieldのEvent Monitoring機能を補完しています。 エフセキュアの分析機能は、誰が、いつ、どこで、何をアップロード/ダウンロードしたのかを完全に可視化し、コンテンツのレピュテーションや安全性を評価します。また、脅威が検知された時点でセキュリティ管理者に通知します。
- WithSecure™ Cloud Protection for Salesforce には、Salesforce Shield の Event Monitoring Analytics と併用できるダッシュボードとレポート機能があります。
- Salesforce Shield は、社内外のユーザが Salesforce 環境内のどのページにアクセスしているかをモニタリングします。 WithSecure™ Cloud Protection for Salesforce は、ユーザー間で共有されたりアクセスされるすべての外部URLをチェックします。URLが安全でないことが判明した場合は、ユーザーが悪質なWebサイトにアクセスするのを防ぎます。
自分にはどこまで責任があるのか?
Salesforceのお客様の多くは、Salesforce上にアップロードされるデータのセキュリティはSalesforce側の責任範囲であると考えています。誰が何に責任を負っているのかは複雑な問題です。しかし重要なポイントは、プラットフォームにアップロードされたすべての内容、およびプラットフォームへのアクセスに使用されるデバイスと資格情報に対するセキュリティを管理する責任は、お客様が負っているという点です。
悪意のあるコンテンツからSALESFORCE環境を保護
WithSecure™ Cloud Protection for Salesforceは、Salesforce 環境にアップロードされるすべてのファイル、URL、Eメールをリアルタイムにスキャンしマルウェアや悪意のあるファイルを検知し、Salesforce のネイティブなセキュリティ機能を補完します。
もっと詳しく